大学卒業後、ずっと年賀状交換だけを続けていた学友に、実に43年ぶりに彼の生地 鎌倉で再会しました。
素朴なその性格は全く変わらず、奥様と一緒に鎌倉をゆっくり案内してもらいました。あこがれの江ノ電で観光地を散策し、十分過ぎる思い出をつくって帰途につきました。
数カ月がたったころ、あの時の心地よい思い出をジオラマに残そうと、がぜん製作意欲がでてきました。出来上がったのが下の2題です。1つは「トンネルを出る江ノ電」、2つ目は「釣り池を走る江ノ電」です。
学友の彼が教えてくれました。
「この先に唯一のトンネルがあり、それを出たところにあじさいが咲いていて、知る人ぞ知るシャッターポイントになっている」
季節はちょっと早かったが、ちらほら咲いていた。
製作したジオラマでは咲きほこったイメージで…。
手前には〝撮り鉄”の二人も添えました。
同じ作品を角度を変えて撮りました。
トンネルを出た情景は実際とは違うが、進行方向右側には家屋があり、左側は神社の境内につながっています。
少し接近して撮りました。
2つ目の
「釣り池を走る江ノ電」です。
背景の絵はちょっと場違いですが…。
実際に江ノ電からは釣り池はなかったのですが、
「釣り人」と「江ノ電」という組み合わせがなんとなくピッタリのイメージだったので作ってみました。
同作品を角度を変えて撮りました。
背景も替えています。
2014年10月、
この2つの作品を
箕面市民展に出品したときのものです。
タイトルは
「鎌倉の思い出」
です。